[感  想]
炊き出しボランティア実施においては、被災の実態を調査し今後の災害対策に反映させること、そして何よりも被災者の方々の少しでもお役に立てればという気持ちで実施いたしました。
参加にあたっては、必要とされる支援物資などの内容がインターネットで毎日更新されていることもあり、私たちが出来る炊き出しの募集をしている地域を検索しました。その結果、小千谷市災害ボランティアセンターで募集しており、連絡調整の結果場所が決定しました。
炊き出し前日に食材・機材等の積み込みを終え、早朝6時に寒河江市役所を出発。北陸自動車道から関越自動車道へ進路を変えると、至る所に段差があり波打っている状況だったが、応急的な擦付け舗装が終了し比較的スムーズに行く事ができ昼前に到着しました。私たちの炊き出し時間(炊き出し配食は各避難所午後5時30分と決まっている)まで現地の災害状況を視察させていただいた。テレビの映像である程度認知していたが、一般道は段差やクッラックが至るところで見られ、家や擁壁、塀の倒壊も多く見られ想像を絶する光景でした。住民の多くは余震が続くため、家のガレージ(車庫)や庭先にテントを設営し暮らしている方が多くいらっしゃいました。午後2時過ぎから芋煮と玉こんにゃくの調理にかかり、午後5時前から鍋を持って住民の方が列を作り始めました。山形の名物芋煮の香りに住民の方々は「おいしそう。」とうれしそうに並んで配布を受けました。味も良く大変好評で、お代わりの催促もあり防災鍋2つ共からっぽになりました。
わたしたちが「頑張ってください。」と声をかけながら配食を
すると、配食を受けた住民の方々は「有り難うございます。」
「申し訳ございません。」炊き出しに行ったわたしたち一人
ひとりにお礼を言ってくださり、慣れない炊き出しの疲れが
吹っ飛んでしまいました。片づけが終わり現地を出発するとき、
避難生活で疲れているにもかかわらず、多くの方に見送って
いただき笑顔で別れてまいりました。






[学んだこと]
平成町の町会は町会長を中心にたいへんまとまりがあり、仮設トイレの清掃、避難所前(稲荷町会館)の交通整理員、配給物資の各家庭への配布などが、町民間で当番が決められておりきちんと守られており感心した。地区の方から聞いた話によると、隣の町会は町会としてまとまっていないため配給を受けていないとのこと。配給するにも住民が点在しているため窓口がなく対応が出来ないとのことでした。このようなときほど住民の結束が必要なのだと改めて学びました。
実際に現地を訪れ、避難している方々がお互いに助け合っている姿、声を掛け合い励まし合って生活を送っている様子を拝見し、人間として生きていくうえでどうあるべきか改めて真のあるべき姿を教えられました。

◆参加期日:平成16年11月10日(水) 夕食分(1泊2日)
◆行  先:新潟県小千谷市平成町(稲荷町会館)
◆交通手段:自家用車1台・保冷車1台(住吉屋食品さんより借用)
◆炊き出し内容
  芋煮 300食
  玉こんにゃく 1000個(250串)
  せんべい 200袋(東北ぼんち製菓さんより支給)

新潟中越地震ボランティア参加

うめつ博士はこんな活動を行ってきました。

寒河江市議会一般質問
▲寒河江神輿の祭典で
「臥龍神輿保存会 寒青會」
の神輿仲間と…

▲次代を担う子どもたちによる「学生議会」を一般質問にて提案。
お世話になった寒河江青年会議所主催により開催されています。

「学生議会」提案・地域行事参加

「私たちにも何か手伝えることが…」
新潟県中越地震の復興を願い、炊き出しを提案。新潟県小千谷市にて、芋煮・玉こんにゃく300食を配給ボランティアに参加した寒河江市議会議員の方々と 

うめつ博士は他の議員に声がけをして
ボランティアを実施しました。

寒河江市議会議員としての
一般質問集